ギックリ腰 症例報告10
当院にご来院された40歳男性の患者様は、突然の激しい腰痛により動くことが難しくなり、ぎっくり腰になりました。今回は、その施術経過と改善の様子についてご紹介いたします。
【初検時の状態】
患者様は、突然の腰の痛みにより、前かがみや立ち上がる動作が困難な状態でした。痛みは腰の中央付近に強く感じられ、動作時に鋭い痛みが走るとのこと。特に、前屈や後屈、側屈の動作を避けている状況でした。
【施術内容】
当院では、ぎっくり腰の症状に対して、以下のような施術を行いました。
1. 状態の把握と安静の指導
最初に、痛みの程度や動作制限の状況を詳しく伺い、無理な動きを避けるよう指導しました。
2. 患部へ温罨法
痛みを抑えるために、患部周辺に温かいホットパックをあて、血行促進を図りました。
3. 手技療法(徒手療法)
痛みの範囲を確認しながら、優しく関節の動きを整える施術を行いました。筋肉の緊張を和らげ、血流を改善します。
4. 筋肉の緊張緩和とストレッチ指導
痛みの原因となる筋肉の過緊張を緩和させるためのストレッチ指導と、家庭でできるセルフケアをご提案しました。
5. 電気療法
痛みの緩和と血行促進のために、ハイボルト電気療法を実施しました。
【施術経過と経過診察】
- 1回目(初検日):
痛みはやや軽減しつつも、動作には制限が残っていました。安静とともに、痛みを悪化させないよう注意を指導しました。
- 2回目(3日後):
痛みがさらに軽減し、前屈や後屈が少しずつできるようになりました。筋肉の緊張も緩和され、動きやすさが増しました。
- 3回目(1週間後):
日常生活でほぼ支障なく動ける状態に回復。痛みはほとんど感じられず、筋肉の柔軟性も改善されました。
【予防と今後のケア】
ぎっくり腰は、適切な治療と予防策によって再発を防ぐことが可能です。日常生活では、正しい姿勢や適度な運動、ストレッチを継続的に行うことが大切です。当院では、個別の状態に合わせた予防指導も行っております。
【まとめ】
今回の患者様は、数回の施術とセルフケアの指導により、短期間で日常生活に支障のない状態に回復されました。ぎっくり腰は誰にでも起こり得る症状です。痛みが出たら無理をせず、早めに専門家に相談することをおすすめします。
【ご相談・ご来院について】
当院では、ぎっくり腰をはじめとする腰痛の治療と予防に力を入れています。お困りの際はお気軽にご相談ください。
【担当者】
たけうち接骨院
TEL:0800-200-3830
営業時間:8時30〜12時 3時~8時 土曜日 8時30〜午後2時
皆さまの健康な毎日をサポートいたします。
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